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PiloTube 開発日誌

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たった1行のメモからAIがブログ記事を書いた話

約5分で読めます

ネタ帳に「たった1行」タイトルを書いた。それだけで、翌朝には完成した記事がWordPressに下書き保存されていた。

信じてもらえないかもしれないけど、これは本当の話だ。しかも月額追加0円で。


ブログを続けられない理由は「書く時間」じゃなかった

PiloTubeの開発と並行して、このブログを更新し続けるのは正直しんどい。

「ネタはある。書きたいことも山ほどある。でも手が動かない」

これが自分の本音だった。YouTubeの編集もある、クライアントのWP保守もある、PiloTubeのコードも書かなきゃいけない。そこにブログの執筆時間を捻出するのは、構造的に無理だと気づき始めていた。

問題は「アイデアがない」ことじゃなかった。アイデアはある。ネタ帳にはタイトル候補が20件以上溜まっていた。でもそれが「記事」になることはなく、ただ積み上がっていくだけだった。

「ネタ帳のタイトルを書いたら、あとは全部AIがやってくれたら最高じゃないか」

そう思ったのが、この仕組みを作るきっかけだった。


気づき:「書く」をゼロにする、という発想

最初は「AIに下書きを書かせて、自分が仕上げる」という設計を考えていた。でも正直に言う。それでも自分のボトルネックは解消されない。

「仕上げ」という工程が残る限り、タスクは積み上がる。

だったら思い切って「書く」という工程を完全にゼロにしてしまえばいい。自分がやるのは「何について書くか」を1行メモするだけ。あとはAIチームに全部任せる。

この発想の転換が、全てのスタートだった。


課題:「1行のメモ」から記事を作るのは難しい

とはいえ、タイトル1行から記事を生成するのは、想定より難しかった。

最初にやってみたら、出てきた記事が「どこかで見たような一般論」の塊だった。自分の声がない。経験談がない。一人社長がPiloTubeを作りながら書いている、という文脈が全部抜け落ちていた。

これでは意味がない。AIが書いた記事を「自分が書いた記事」として出すなら、ちゃんと「自分らしさ」が乗っていないといけない。

もう一つの壁が「品質のバラつき」だった。同じプロンプトで生成しても、出来が良い日と悪い日がある。それを人間がチェックしていたら、結局手間が残る。


実践:全工程をClaude APIで繋いだ

解決策は「コンテキストの注入」と「多段階処理」の組み合わせだった。

ステップ1:コンテキストを徹底的に埋め込む

プロンプトに「自分が誰か」を毎回渡すようにした。

  • 一人社長でPiloTubeを開発している
  • キャンプ系YouTuberでもある
  • AIチームを活用しながら一人で動いている
  • 文体ルール(一人称は「自分」、禁止語尾のリスト等)

これを「システムプロンプト」としてClaude APIに渡すことで、どのタイトルから生成しても「自分の声」が乗った記事が出てくるようになった。

ステップ2:生成→品質チェック→リライトの多段階処理

1回のAPI呼び出しで完璧な記事を求めるのをやめた。代わりに3段階に分けた。

第1フェーズ:ドラフト生成 タイトルと文体ルールを渡して、7段階ストーリー構造に沿った初稿を生成する。

第2フェーズ:品質チェック 生成した記事を別のプロンプトで評価させる。「三人称表記が混入していないか」「抽象論に終始していないか」「読者への具体的なヒントがあるか」といったチェックリストを渡して、問題点を洗い出す。

第3フェーズ:リライト チェックで指摘された問題点を渡して、修正版を生成する。

この3段階を全部Claude APIで繋いだ。全工程で追加費用はゼロ。Claude APIのトークン消費だけで完結する。

ステップ3:WordPress自動投稿とSNS投稿文の生成

完成した記事はWordPress REST APIで自動的に下書き保存される。同時に、X(Twitter)用の投稿文も生成して別ファイルに保存される。

自分がやることは本当に1行だけ。ネタ帳のスプレッドシートにタイトルを書く。それだけでパイプライン(一連の自動処理フロー)が走り出す。


結果:ネタ帳が「資産」に変わった

動かしてみて、まず驚いたのは「速さ」だった。タイトルを書いてから記事の下書きが上がってくるまで、だいたい3〜4分。

品質も、正直なところ最初の手動生成より安定している。多段階処理のおかげで、明らかな品質の低い記事が通り抜けてこなくなった。

そして何より、あのネタ帳に積み上がっていた20件以上のタイトルが、全部「処理できる」状態になった。今まではネタ帳を見るたびに「やらなきゃな」というプレッシャーを感じていた。今は「いつでも記事にできる」という安心感に変わっている。

一人でPiloTubeの開発をしながらブログを継続するための、現時点でのベストアンサーがこれだと思っている。


教訓:「自分がやること」を1つに絞り込む

この仕組みを作って気づいたのは、自動化の本質は「楽をする」ことじゃないということだ。

「自分にしかできないこと」に集中するための設計だ。

ブログで言えば、自分にしかできないのは「何について書くか」を決めることだけだ。文章の組み立て、品質チェック、SNS投稿文の生成——これらはルールさえ渡せばAIが代替できる。

一人社長として動いている人間なら、この感覚はわかると思う。全部自分でやろうとすると、全部が中途半端になる。どこかで「これはAIに渡す」という決断をしないと、永遠に手が足りない。

「1行書いたら記事になる」という状態を作るのに、自分が費やしたのは設計と実装の数時間だった。でもその数時間が、これから先のブログ更新の時間を全部変えた。

やるべきことは「仕組みを作る1回の投資」だけ。あとはAIチームが動き続ける。


PiloTubeの開発日記は、こういう「一人でも回る仕組み」を作りながら進んでいる。次回は、この自動化パイプラインの具体的な実装コードについて書く予定だ。

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